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小林よしのり
2019.3.30 12:21日々の出来事

「日本の秘められた恥」を見た

「逮捕を免れた男」がようやく伊藤詩織氏を反訴した
ようだ。
まず小林よしのりを告訴して、次に伊藤詩織氏という
のは、順番が逆だろう。

BBCが放送した伊藤詩織氏のドキュメンタリー番組
「日本の秘められた恥」をニコニコ生放送が配信。
ニコニコの会社、これは快挙だな。

「日本の秘められた恥」で、杉田水脈がインタビューに
応えて、伊藤氏は「女として落ち度があった」と発言
している。これは重大問題だな。
さすが名誉男性だが、醜悪すぎる。

日本人で伊藤詩織氏にバッシングをした奴は「日本の恥」
だが、人数的には超少ないネトウヨばっかりだろう。
常識ある日本人は逮捕状が出ていたのに「逮捕を免れた」
という事実と、伊藤氏の決然とした態度から、真実を
見抜いている。
それが「保守」のバランス感覚である。

ライジングコメントで「みるみる」氏が書いているが、
「逮捕を免れた男」は「推定無罪」であり、事実として
無罪潔白というわけではないという意見は鋭い。

伊藤氏の周囲には左翼が多いようだから、わしはそこ
からは距離をとるつもりだ。
レイプに寛容なのが保守と思われちゃたまったもの
じゃない。
わしはあくまでも「保守」として、レイプと男尊女卑
の感覚を分析し、思想し続けるつもりだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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